この記事では、ホワイトペーパーとクイズ型コンテンツを活用したマーケティング施策により、業界内外での認知拡大とリード獲得に成功した株式会社ピー・シー・ピー(以下、PCP)様の導入事例をご紹介します。
今回は、PCPの代表取締役社長である桑本様に詳しくお話を伺いました。
「豊富な調査データをどのように活用すべきかわからない」「ホワイトペーパーによるリード獲得の成果が出ない」など、マーケティング施策に課題を感じている企業にとって、参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
※Funda Naviのクイズ型コンテンツとは、1分程度で気軽に始められるクイズ形式のコンテンツです。
はじめに、今回FundaNaviを導入していただいた、PCP様についてご紹介します。
PCP様は、公認会計士専門の転職エージェント事業やメディア事業「会計士の履歴書」、そして会計コンサルティング事業を展開している企業です。公認会計士に特化したサービスを提供し、業界での信頼と実績を築いています。
PCP様は、公認会計士に特化した転職エージェント事業やメディア事業「会計士の履歴書」を通じて、業界内での信頼を築いてきました。しかし、豊富な調査データを活用しながらも、次のような課題に直面していました。
PCP様の課題を解決するため、Funda Naviは2つのコンテンツを提供しました。
公認会計士1,000人以上を対象にしたアンケート結果を基に、「会計士白書2024」というホワイトペーパーを制作しました。
PCP様が実施した調査データを最大限活用するため、Funda Naviは次のプロセスに沿ってホワイトペーパー「会計士白書2024」を制作しました。
最初に、PCPの桑本様との30分程度のヒアリングを通じて、ホワイトペーパー制作の目的を明確化しました。このプロセスでは、マーケティング戦略全体におけるホワイトペーパーの役割や、期待される具体的な成果指標(KPI)を特定しました。
さらに、PCP様が実施済みのアンケート結果をもとに、調査データから有益な洞察(インサイト)を抽出するための企画を立案しました。
調査データを最大限に活用するため、Funda NaviではAIを活用した高度なデータ分析を実施しました。この分析では、従来の手法では発見しにくい相関関係やトレンドを効率的に抽出しました。また、AIによる分析に留まらず、業界の専門家による実務的な視点を加えることで、内容の信頼性を強化しました。
これらのプロセスにより、調査データの価値を最大限に引き出し、実用的かつ読み応えのあるホワイトペーパーを実現しました。
ホワイトペーパーの資料作成では、視覚的な魅力と情報の伝達性を両立させることを重視しました。以下のような工夫を行い、短期間での高品質な納品を実現しました。
このように、データ分析とデザインを融合させることで、読者にとって価値のある資料を迅速に提供することができました。
読者からは「大作」「面白い」という評価とともに、「社会的に有意義な取り組み」といった好意的なコメントが多数寄せられました。
また、AIを活用することで得られるインサイトは非常に有用でした。普段感覚として持っていたものをデータとして可視化し、納得感を得られたのは大きな成果です。
PCP様の課題を解決するため、ホワイトペーパーの内容を基にしたクイズ型アプリケーションを制作しました。このアプリは、リード獲得を目的とし、専門的な情報を分かりやすくインタラクティブな形式で提供する設計となっています。
ホワイトペーパー「会計士白書2024」を活用し、PCP様のリード獲得を最大化することを目的に、Funda Naviは以下のプロセスに沿って制作を進めました。
ホワイトペーパーの情報価値を損なうことなく、参加者が興味を持って取り組めるクイズコンテンツを設計しました。特に、調査結果から一般的な認識と異なる意外性のある発見を選定し、参加者の予想と実態のギャップを感じさせるテーマを設定しました。
クイズ型アプリケーションの制作では、複数の要素を戦略的に組み合わせ、リード獲得を目的としたコンテンツを構築しました。クイズは情報を段階的に開示する形式を採用し、参加者が徐々に興味を深められるよう設計されています。この構造により、参加者が最後まで取り組みやすく、リード獲得につながる成果が得られました。
クイズ型アプリケーションのリリース後には、マーケティング施策の効果を定量的に評価するため、複数の観点から詳細なデータ分析が行われました。特に、集客の質と量、さらにエンゲージメントの深さに着目し、施策の成果を可視化しました。この分析を通じて、質の高い見込み顧客を獲得するという目的が達成されていることが確認されました。
従来、ホワイトペーパーの内容は、ダウンロード後でないと確認できないという課題がありました。クイズを導入することで、調査内容の一部を事前に体験できるようになり、より多くの方にホワイトペーパーの価値を理解していただけるようになりました。
PCP様へホワイトペーパーとクイズ型アプリケーションを納品後、3日間で以下の成果を出すことができました。
Funda Naviは、ホワイトペーパー「会計士白書2024」とクイズ型アプリケーションを通じて、PCP様のリード獲得と認知拡大の課題解決を支援しました。制作プロセスでは、データを活用した戦略的な企画、参加者の興味を引き出す工夫を凝らした制作、そしてリリース後の効果を最大化するための分析に至るまで、一貫したアプローチを実現しました。
インタビューに応じてくださった桑本様、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。
また、FundaNaviでは現在、コンテンツマーケティングに関する30分の壁打ち相談を行っております。今回の事例が一つの参考となり、自社のコンテンツマーケティング戦略に課題や改善の余地を感じられた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。