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応募者数が1.5倍に!KSAPがクイズで実現した認知拡大施策

2025/08/02
応募者数が1.5倍に!KSAPがクイズで実現した認知拡大施策

目次

導入事例紹介

この記事では、クイズ型コンテンツと「スタートアップ用語集」を組み合わせ、知名度の低かったプログラムを短期間で認知拡大させることを目指したかながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム(以下、KSAP)様の取り組みをご紹介します。

今回は、KSAP担当の村上様相川様、コンテンツの監修を行っていただいた若林様にお話を伺いました。

「まだ十分に認知されていないサービスやプログラムを、スピーディに広めたい」

という悩みを抱える企業のご担当者 にとって、非常に参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

ご依頼者様の情報

はじめに、今回クイズ型コンテンツを導入していただいた、KSAP様について紹介します(以下敬称略)。

KSAP(かながわ・スタートアップ・アクセラレーション・プログラム)は、社会課題解決型スタートアップを支援する神奈川県主催の団体です。神奈川県の経済活性化と社会課題解決の両立や質の高いベンチャー企業の創出と育成を目的として活動を行っています。


KSAP様 ウェブサイト

導入前の課題

KSAPは、神奈川県が主催する公的なスタートアップ支援プログラムとして、社会課題の解決を目指す起業家を手厚くサポートしています。 今回の「シード編」は、事業化を目指すシード期の起業家を対象としたプログラムでした。

しかし、募集をすでに開始していたものの、行政主体で実施する従来のウェブサイトやSNSでの情報発信だけでは、本当に届けたい起業準備層やシード期起業家に十分リーチしきれていないという、課題を抱えていました。 募集期間が限られている中で、プログラムの認知度をいかに迅速に、かつ効果的に高めていくかが喫緊のテーマとなっていました。

ご支援内容

ソリューション

そこでFunda Naviでは、KSAP様の認知度不足という課題を解決するため、SNSでの拡散を起点としたコンテンツマーケティングをご提案しました。具体的には、参加者の知的好奇心を刺激する「スタートアップ用語クイズ」と、さらなる学びを提供するプレゼント資料「スタートアップ用語集」の制作をご支援しました。

  1. 認知拡大を狙った「スタートアップ用語クイズ」制作 :SNSでたびたび話題になる“混同しがちな用語”を厳選。 解説ページにも「学び+面白さ」の要素を付与し、SNSでの自然な拡散と認知向上を同時に狙いました。
  2. プレゼント用資料(スタートアップ用語集)の制作 :クイズの延長でさらなる学びを求める層向けに「スタートアップ用語集」を準備しました。

クイズアプリケーションはこちら▶

制作過程

今回の施策は、KSAP様、監修の若林様、そしてFunda Naviの3者で密に連携しながら、初回のお打ち合わせからわずか15日間という短期間で進行しました。 ここでは、その過程を「企画」「制作」「リリース・拡散」の3つのステップに分けてご紹介します。

1. 企画

施策を成功に導くため、制作に取り掛かる前に、まず目的とターゲットを明確に定義することから始めました。

  • 目的の明確化:KSAPがシード期起業家向けに実施する「シード編」の認知度を上げつつ、興味を持ったユーザーが自然にプログラム応募へ進めるよう設計。 「まずは認知獲得を最優先にし、同時にリード獲得も期待できる構成」を方針としました。
  • ターゲット像の具体化:社会課題解決を目指すシード期起業家・起業準備者をメインターゲットに設定。 KSAPが求める属性や過去の参加者インタビューをもとにターゲット像を具体化しました。
  • リスク設計:KSAPは神奈川県が実施する公的プログラムであるため、企画段階からリスク管理とコンテンツの適正化を徹底。 ファクトチェックや偏見表現の排除など、行政事業にふさわしい内容を担保する方向性をディスカッションで固めていきました。

2. 制作

次に、クイズ型アプリケーションや用語集(プレゼント資料)の具体的な企画・デザイン・文章作成などを短期集中で進めました。

  • クイズ設計:「混同しがちなスタートアップ用語」を厳選し、Q&A形式で親しみやすく構成。 SNS拡散を意識したイラストや図表を取り入れ、“面白そう”と感じてもらえるビジュアルを追求しました。 また、専門用語を「ビジネスシーン」「注意点」とセットで解説し、「学びのあるクイズ」としてシェアを動機づけました。
  • 用語集(プレゼント資料)の制作:クイズで興味を持ったユーザーにさらに深い知識を提供するため、基本用語から応用的な用語までカバーする資料を作成しました。
  • 監修者との協働:スタートアップ融資の専門家である株式会社INQ CEOの若林様に監修に入っていただき、コンテンツの信頼性を担保。 チャット等で密にフィードバックをいただき、シード期起業家が見落としがちなポイントや、プログラム上でよく相談される話題などを反映することで、より実践的な内容に仕上げました。

3. リリース・拡散

完成後は、プログラムの募集時期に合わせてSNSを中心にクイズを公開し、多くのシード期起業家に届ける仕組みを作りました。

  • 短期間での仕上げと成果:企画から公開までをわずか15日間で進めることで、短期集中で進めることで、シード編の募集時期に合わせたタイムリーなリリースを実現しました。その結果、公開後すぐにSNS経由での流入が増え、プログラム認知度と応募者数の向上にも寄与しました。
  • SNS告知・シェア促進:クイズ形式の面白さから、ユーザーが自発的にシェアするケースも多く見られ、想定以上のリーチを獲得し、認知拡大に繋がりました。
  • 説明会のアイスブレイクに活用:オンラインだけでなく、募集説明会の場でもアイスブレイクとして活用。 楽しみながら学べるコンテンツで、参加者のエンゲージメント向上に成功しました。

導入後の成果

募集期間中という限られた時間の中で公開したクイズコンテンツは、私たちの想定を上回る大きな反響を呼び、事業成果にも直結しました。

コンテンツパフォーマンス

リリース1週間で参加者は1,045人に達し、うち124人は参加者のシェア経由での流入でした。 平均滞在時間も94秒と、コンテンツが最後までしっかり読み込まれていることがわかります。

クイズ公開後、プログラムへの応募者は昨年の1.5倍となり、過去最高の45者を記録しました。

担当者様のコメント

今回の取り組みについて、プロジェクトの中心メンバーであるKSAPの村上様、相川様、そして監修にご協力いただいた若林様からコメントをいただきました。

まとめ

今回は、KSAP様のリード獲得支援の導入事例を紹介しました。

インタビューに応じてくださった村上様、相川様、若林様、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。

また、Funda Naviでは現在、コンテンツマーケティングに関する30分の壁打ち相談を行っております。

今回の事例が一つの参考となり、自社のマーケティング戦略に課題や改善の余地を感じられた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

Funda Naviのクイズコンテンツ

貴社の事業ではどのようにクイズや診断を活用できるのかまずは無料で相談を承ります。

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