Funda Marketing

潜在層に「自分ごと化」してもらコンテンツでリード創出を実現!マルチブックの導入事例

2025/05/21
潜在層に「自分ごと化」してもらコンテンツでリード創出を実現!マルチブックの導入事例

目次

導入事例紹介

この記事では、クイズ型アプリケーションとホワイトペーパーを活用し、「まだ自社には関係ない」と考える潜在層に“気づき”を与えることでリードを創出を狙った株式会社マルチブック様の導入事例をご紹介します。

今回は、マルチブック代表の渡部様と、コンテンツの共同制作(監修)をしていただいた白井様にお話を伺いました。

  • まだ課題を認識していない潜在層から、相談や資料請求を引き出したい
  • 専門的なテーマをわかりやすく顧客に伝えたい

上記のような悩みを抱える企業のご担当者 にとって、非常に参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

導入企業の概要

マルチブック様は、クラウド上の国別テンプレートを活用して、大企業から中小企業まで、誰もがパラメータ設定で簡単に導入できるクラウド型会計・ERPサービス「multibook」を提供しています。

マルチブック様 ウェブサイト

導入の背景

新リース会計基準は「ほぼすべてのリース取引をオンバランス化する」大きなルール変更です。 これまでは本社の連結担当者が対応すれば済んだケースも多かったものの、今回の新リース会計基準では子会社の経理担当者を含めた幅広い方々が対応を迫られています。

しかし、リース件数が少ない企業やグループ子会社では危機感が薄く、なかなか検討フェーズに乗ってこないケースが多数ありました。

そこで、クラウド型会計・ERPを展開するマルチブック様では、多くの経理・財務担当者が「自分ごと化」しやすい形で情報を届け、導入や相談のハードルを下げたいと考えていました。

「簿記3級・2級の世界を超えて難しい領域になっている新リース会計を、少しでもわかりやすくし、多くの方に興味を持ってもらいたい」という想いから、今回の施策に着手されました。

ご支援内容

ソリューション

マルチブック様が抱える「新リース会計の導入ハードルを下げ、潜在層に“気づき”を与えたい」という課題を解決するため、3分で終わるクイズホワイトペーパーを組み合わせた施策を提供しました。

  1. クイズ型アプリケーション

    出題は 1 問。3分で読める解説を通じて、新リース会計基準の基本と“隠れリース”の具体例を図解で紹介。

    結果画面からホワイトペーパー DLへ誘導。

  2. ホワイトペーパー

    「倉庫・金型・サーバーラック・光ファイバー…実はリースになるかもしれない資産」を一覧で整理。

    自社の契約棚卸にすぐ使えるチェックリスト形式。

この二段構えにより、クイズで興味換気&自分ごと化 → ホワイトペーパーで詳細情報 → 商談という滑らかな導線を構築しました。

クイズ型アプリケーションはこちら

制作体制

本コンテンツでは、会計の専門家であり、セミナーなどで「新リース会計の課題を持つ人」に直に触れている白井様に、初心者向けクイズの企画・監修をしていただきました。

クイズの解説パートでは、白井様が“講師役”として要所で登場し、専門家の視点から噛み砕いたコメントを挿入。コンテンツの読了率を高めると同時に、監修の専門性を視覚的に訴求しています。

制作過程

1. ヒアリング・企画

最初に行ったのは 課題の言語化とターゲットの解像度アップ です。

キックオフミーティングでは、「制度改正を“自分ごと化”できていない潜在層をどう動かすか」という論点を中心にディスカッションを実施しました。

具体的には、企業規模(大・中小)と新リースへの対応意識(高・低)でセグメントを分け、それぞれが抱える不安や“放置リスク”を棚卸したのち、ターゲットを選定しました。

  • メインターゲット:中小企業×うちには関係ない
  • コンテンツ方針:新リース会計への対応を自分ごと化する解説の構成
  • CTA 設計:新リース会計に対して興味・危機感をもったターゲットむけ 「隠れリース一覧」ホワイトペーパー

2. 制作

企画確定後、マルチブック渡部様・共同制作の白井様との密接なディスカッションを通じて、「初心者でも楽しく学べる」クイズ型コンテンツを制作しました。

制作期間中は3者が閲覧できるチャットでドキュメント・クリエイティブ を共有し、コメントベースで即日フィードバックを回収。その結果、企画案~クイズアプリ実装を約 1 か月半で仕上げることに成功しました。


クイズの企画・監修を担当していただいた白井様に、参加の背景と制作プロセスについてお話を伺いました。

参加の背景

新リース基準が話題になっているものの、実際にはまだ勉強していない方が半分以上という感覚があります。

そこで、「少しでもハードルを下げて、まずは自分ごとだと気づいてもらいたい」という想いで参加しました。クイズ形式にすることで「見てみようかな」「ちょっとやってみようかな」と興味を持ってもらえるのがすごくいいなと思いました。

初めての共同制作(企画×監修)

普段の“監修”と違い、最初の企画段階から深く関わりました。

僕自身が講師として現場でよく聞く疑問点を取り入れることができましたし、意見を柔軟に反映していただけたので、とても楽しく進められました。

結果として、“普通の監修とは違う形” で自分のバリューを最大限発揮できたと感じています。

3. 完成・リリース

コンテンツを届けたい層が主に経理担当者であることを踏まえ、3月決算の繁忙期を避けたタイミングとして、5月20日に正式リリースを設定しました。

リリース当日はマルチブック様にはプレスリリースの配信、白井様にはご自身のXでの投稿に加え、YouTubeでも派生コンテンツを制作して拡散していただきました。

白井様のYouTubeはこちら

FundaとしてもSNSなど複数チャネルを活用し、一気に周知を図りました。


コンテンツ制作をご依頼いただいた渡部様に、完成品についてお話を伺いました。

完成品について

おもしろくて、とっつきやすい仕上がりに大満足です。多くの方に目にとめていただき、そこから「隠れリースって何だろう?」という気づきを得てもらい、新リース会計対応の難局を乗り越えるきっかけにしてほしいです。

どんな人に見てもらいたいか

もちろん経理・財務担当の方がメインですが、子会社経理など「みんなが当事者なのに置いていかれがち」な立場の方にもぜひ手に取ってほしいですね。クイズを入り口として「自分にも関係があるんだ」と気づくことで、手遅れになる前に対応を始めてもらえれば嬉しいです。

まとめ

今回は、マルチブック様のリード獲得支援の導入事例を紹介しました。

インタビューに応じてくださったマルチブックの渡部様、白井様、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。

また、Funda Naviでは現在、コンテンツマーケティングに関する30分の壁打ち相談を行っております。

今回の事例が一つの参考となり、自社のマーケティング戦略に課題や改善の余地を感じられた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

貴社の事業ではどのようにクイズや診断を活用できるのかまずは無料で相談を承ります。

あわせて読みたい導入事例

リリース3日で350超のリードを獲得!株式会社PCPの事例

株式会社PCP

リリース3日で350超のリードを獲得!株式会社PCPの事例

#クイズ制作