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10日間で900人が参加!IRの課題の可視化にも成功したサニーサイドアップグループのIR事例

2025/01/22
10日間で900人が参加!IRの課題の可視化にも成功したサニーサイドアップグループのIR事例

目次

導入事例紹介

この記事では、Funda Naviのクイズ型アプリケーションを活用したIR支援によって、予想を超える参加者の獲得に成功するとともに、業界理解度の根本的な課題を可視化し、今後のIR戦略の方向性を見出すことができた、サニーサイドアップグループ様の導入事例をご紹介します。

今回は、サニーサイドアップグループのIR担当者様に詳しくお話を伺いました。

  • 業界や企業への理解度を高めたい
  • 投資家との認識ギャップを埋めたい
  • 一般層への効果的な情報発信方法を模索している

上記のようなIRコミュニケーションに課題を感じている企業にとって、非常に参考となる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください。

導入企業の概要

サニーサイドアップグループ様は、PR、ブランディング、スポーツマーケティング、デジタルマーケティングなど、幅広いサービスを展開している企業です。

世界的なPRエージェンシーランキングでも上位にランクインする、業界を代表する企業です。

サニーサイドアップグループ様 IRページ

導入前に抱えていた課題

サニーサイドアップグループ様は、自社や業界に対する興味や理解が十分に広がっておらず、投資家との間で業績に対する認識のギャップが生じていることに課題を感じていました。

クイズ型IRコンテンツの概要

サニーサイドアップグループ様の課題を解決するため、Funda Naviは新しい形のIRコミュニケーションツールとして、クイズ型IRコンテンツを提供しました。

クイズ型IRコンテンツとは、3分程度で気軽に完了できる、エンターテイメント性を備えたIRコンテンツです。従来の決算説明資料や統合報告書では伝えきれなかった「業界の基礎知識」や「ビジネスモデルの特徴」を、クイズ形式で段階的に理解できるよう設計されています。

IR支援のプロセス

サニーサイドアップグループ様のIRの課題を解決するため、Funda Naviは下記の3ステップでIR支援を行いました。

  1. 企画
  2. 制作
  3. 流入・分析

1.企画

ヒアリング

プロジェクトの第一段階として、まずIRにおける課題を明確にするためのヒアリングを実施しました。
既存のIRコンテンツを【投資家の属性(新規 / 既存)】と【資料の難易度】の2軸で整理し、情報発信における課題を浮き彫りにしました。

整理された課題をもとに、今回は以下のような層をターゲットに設定しました。

  • ビジネスに関心が高い非PR業界の方
  • 新規の個人投資家や投資に興味のある一般の方
  • ビジネスに関心が高いPR業界の方
  • 既存投資家

コンテンツの企画

既存のIRコンテンツを分析した結果、新たな施策として「エンタメ系×業界解説」の切り口を採用しました。

特に「PRとは何か」という基本的な部分から、「サニーサイドアップグループの成長戦略」といった発展的な内容まで、段階的に理解を深められる構成を心がけました。

2.制作

クイズアプリの制作

PR業界を代表するサニーサイドアップグループ様との共同制作により、業界の実態を正確に反映したクイズコンテンツを制作しました。
専門用語の解説や業界構造の説明において、グラフィックを効果的に活用し、理解しやすさと読了率の向上を実現しました。

また、制作過程では、IR担当者様と綿密なディスカッションを重ねることで、より質の高いコンテンツを実現することができました。

3.流入・分析

SNSでの拡散支援

IRページとの連携や、認知獲得・拡大のためのSNS施策を実施しました。

特に、ビジネスに関心の高い層へのリーチを重視した展開を行いました。

効果分析と改善提案

クイズの回答データを設問別・属性別に詳細分析し、業界理解度の現状を可視化しました。

この分析結果は、今後のIR戦略立案における重要な指針となりました。

導入後の成果

リリース開始からわずか10日間で900人を超える参加者を集め、SNSでも活発にシェアされる結果となりました。

特筆すべきは、クイズの回答データ分析により判明した「PR業界の基本的な理解度の想定以上の低さ」です。
この発見は、IR担当者様の認識を大きく変え、情報発信の優先順位や方法を見直すきっかけとなりました。

ご依頼者様のコメント

最後に、この度ご依頼していただいた、サニーサイドアップグループのIR担当者様からのコメントをご紹介します。


以前から「弊社の業界やビジネスモデルがわかりづらい」との声はありましたが、十分には優先的に取り組むことができていませんでした。

しかし、今回のクイズアプリで得られた回答データや参加者のSNSコメントを通じて、この課題の重要性を改めて実感し、今後の情報発信戦略を再検討する必要性を強く感じました。

また、制作過程における綿密なディスカッションや壁打ちが非常に有意義でした。社内で議論を重ねた内容をぶつけても真摯に受け止めていただき、納得のいく形になるまであきらめずに議論を深めていただいたことで、最終的に質の高いコンテンツができたと実感しています。

まとめ

今回は、サニーサイドアップグループ様のIR支援の導入事例を紹介しました。

インタビューに応じてくださったサニーサイドアップグループのIR担当者様、お忙しい中ありがとうございました。この場を借りて、改めて深く感謝申し上げます。

また、Funda Naviでは現在、IRに関する30分の壁打ち相談を行っております。
今回の事例が一つの参考となり、自社のIR戦略に課題や改善の余地を感じられた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

貴社の事業ではどのようにクイズや診断を活用できるのかまずは無料で相談を承ります。